2008年07月30日
136回 家族の気持ち
東京地方裁判所を出て、日本弁護士会館に移動します。妻と並んで歩きました。
執行猶予つきとはいえ有罪判決を受けましたが、僕も妻も泣いていません。えん罪と闘ううちに、少しずつ強くなっていったのかもしれません。
日本弁護士会館に着きました。自動販売機の前で妻が言いました。
「控訴するの?」
「するよ」
「もういいんじゃない」
「?」
「控訴しないでほしい。執行猶予がついたんだから、いいじゃない。みんなの奥さんもそう言ってる。3年我慢すればいいんでしょ」
妻の意見は僕にとって思いがけないものでした。控訴を反対されるとは思ってもいなかったのです。
有罪判決なら控訴するということは僕や弁護士らとの話し合いであらかじめ決められていました。家族を守るために控訴しなければならないのです。
「気持ちは分かった。あとで話そう」
妻はうなずき、子供の下校に間に合うよう帰っていきました。
執行猶予つきとはいえ有罪判決を受けましたが、僕も妻も泣いていません。えん罪と闘ううちに、少しずつ強くなっていったのかもしれません。
日本弁護士会館に着きました。自動販売機の前で妻が言いました。
「控訴するの?」
「するよ」
「もういいんじゃない」
「?」
「控訴しないでほしい。執行猶予がついたんだから、いいじゃない。みんなの奥さんもそう言ってる。3年我慢すればいいんでしょ」
妻の意見は僕にとって思いがけないものでした。控訴を反対されるとは思ってもいなかったのです。
有罪判決なら控訴するということは僕や弁護士らとの話し合いであらかじめ決められていました。家族を守るために控訴しなければならないのです。
「気持ちは分かった。あとで話そう」
妻はうなずき、子供の下校に間に合うよう帰っていきました。
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