2008年06月09日

101回 独居房で見る夢

 刑務所の中の自由は息を吸って吐くことと夜寝て夢を見ることだけだ、ということを作家の安部譲二さんが言っています。

 夢を見る自由といっても、東京・小菅の東京拘置所で僕が見る夢は決して楽しいものではありません。

 夢の中に裁判官が出てきて、木槌をカン!と振り下ろしてこう言うのです。

 「有罪!」

 有罪判決の夢ばかり見ます。うなされます。

 JR京浜東北線を運転していた時には違う夢をよく見ていました。電車が止まらない夢です。「止まらない!」と焦って足を突っ張っています。もう1つは、遅刻をする夢です。

 寝ていても夢の中で仕事をしていました。運転士がこんな夢を見ていることを経営者は知らないでしょう。

 全く身に覚えのない犯罪で逮捕、起訴された被告人がこんな悪夢を見て苦しんでいることを裁判官は想像できないでしょう。

ogurojru at 12:00 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! 小菅の拘置所で 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 尚智    2008年06月10日 01:45
夢って深層心理みたいのを写してしまうんですよね。一番現実になったら嫌な状況を夢でみてしまう…
私もよくありますよ。
そんな夢にうなされていた夜ツラかったでしょうね。ただ、決して正夢じゃないんだと信じていきましょう微力ながら共に頑張っていきます
2. Posted by 北の投稿人    2008年06月10日 09:02
 自分が心配していることが夢に出てくるものですね。山さんやN検察官や、有罪判決を下した裁判官はどんな夢を見ているのでしょうか?検挙数や有罪判決をより多くあげることで、出世をする夢でも見ているのでしょうか?
間違っても、悩み苦しめられているオグロさんや仲間、そして家族の姿は夢に出て来ないんだろうと思います。彼らは人の人生を踏み台にして自己利益に従って生きているとしか思えません。
 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
僕が運転していたJR京浜東北線
JR京浜東北線

JR京浜東北線

JR京浜東北線
最新記事
温かい言葉ありがとうございます
第3回公判の朝 (mire)
夢の中まで (路地裏の猫)
明かされた事実誤認 (EC12組)
闘っているのは僕一人ではない (浜のツキノワグマ)
JRの駅のホームで (東海道線の利用者)
JRの駅のホームで (路地裏の猫)