2008年06月04日

96回 法廷で先輩を呼び捨てにしたY君

 2003年5月には第3回、第4回と公判が2回続きました。

 第3回公判(5月2日)は、被害者とされているY君に検察側が尋問する「主尋問」です。法廷でY君は「脅迫」や「罵声」を浴びて「怖い」思いをしたなどと語りました。しかし、どの場面で誰に言われたのか、どんなことを言われたのか、という点については全く語りません。

 僕も参加していた職場集会だったのでよく分かるのですが、その職場集会は全然怖い雰囲気ではありません。それなのに「殺されると思った」とY君は言います。どう思おうが自由なのでしょうが、そこまでデタラメをでっち上げていいのか。それこそ犯罪行為じゃないか。こんな見え透いたウソを言う人は初めてなので、愕然としました。

 法廷でY君はかつての先輩たちを呼び捨てにします。ゼロから指導を受けた教導運転士の先輩も呼び捨てです。

 教導運転士は見習いを一人前に育てるために、自分の時間を削って面倒を見ます。時には身銭を切ります。たくさんの言葉を交わします。そうやって全面的に交流し、育てるのです。だから鉄道職場は熱いのです。この熱さの中で鉄道労働者の使命である「安全」を受け継いでいくのです。

 Y君の勝手な話を聞きながら、Y君の教導運転士で、僕と同じように逮捕され、ここでじっとY君の話を聞いている先輩はつらいだろうなとその心中を思いました。

 Y君をよく見ていると、検察官に言わされている感じです。かつてY君が労組をやめるやめないで右往左往していた時に「誰かに踊らされている」と感じたものですが、それと同じ印象を受けました。その点でY君は全然変わっていませんでした。

ogurojru at 19:00 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! 小菅の拘置所で 

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この記事へのコメント

1. Posted by 北の投稿人    2008年06月05日 07:07
 Y君はもはや自分の意思を持てなくなってしまったんでしょうね。他労組から踊らされ、公安や検察に踊らされて…自分の人生を自分の意思で生きていないなんて哀れなものです。しかし、7名と家族の人生を奪う自由は誰にもないし、絶対に許されることではません。 
 「偽り」は必ず暴かれ、「真実」が勝利します。
2. Posted by 浜のツキノワグマ    2008年06月05日 12:21
自分が一番お世話になった教導の先輩までも呼び捨てにするそのY君の人間性はいかがなものかと思いますが、そのY君を人間らしく立ち直らせ、浦電分会の団結を強化しようと小黒さんをはじめ美世志会や浦電の仲間がY君と向き合って関わってきただけなのに、それが「有罪判決」をもって否定されたことは断じて許せません!普段の人間同士の会話を否定されているのと同じだと感じます!まさに、一人一人の人間が孤立している現代社会を象徴していると感じ、非常に危機感を感じます。

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